クアラルンプール

クアラルンプールはマレーシアの首都であり、政治、経済の中心を担っている。
クアラルンプールの地名の由来として、マレーシア語で「泥が合流する場所」という意味があり、市中心部にある代表的なモスク「ジャメ・モスク」の付近で、ゴンバック川とクラン川」が合流していることが基になっている。
正式には連邦領クアラルンプール(Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur)。
多民族が平和的に共存するマレーシアの首都らしく、多彩な文化が混ざり合い生まれた賑やかな雰囲気が特徴である。
近年は高速道路や市内鉄道、モノレールなどのインフラ開発が進み、豊かな緑の中に高層ビルが立ち並ぶ東南アジア有数の近代都市となった。
また、東南アジアの大都市には珍しく、市街地が清潔で治安がいいことも特徴である。
世界の総合的な世界都市ランキングにおいて、東南アジアではシンガポール、バンコクに次ぐ3位と称された事もある。
現在、連邦政府機能を市東南郊外の新行政都市プトラジャヤ(Putrajaya)へ移す計画が進行している。